楽天カードは海外でも使えるのか、旅行前に気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、楽天カードはVisaやMastercardなどの国際ブランドに対応した海外の店舗で利用でき、買い物やレストラン、ホテルの支払いにも活用できます。
ただし、国際ブランドによって利用できる店舗が異なるほか、海外事務手数料や為替レートにも注意が必要です。
また、旅行先で突然カードが使えなくなるケースもあるため、事前の準備が重要になります。
この記事では、楽天カードが海外で使える場所から手数料、決済方法、トラブルへの対処法まで詳しく解説します。
楽天カードは海外で使える?知っておきたい7つの基本情報
楽天カードは日本国内専用ではなく、海外の加盟店でも利用できるクレジットカードです。
ただし、使える店舗はカードに付いている国際ブランドと、現地の決済環境によって異なります。
同じ都市でもホテルでは支払える一方、小規模な店や市場では現金しか受け付けない場合があります。
まずはブランド別の特徴と旅行中によく使う施設を整理し、決済できる場所の見分け方を押さえましょう。
Visaブランドの楽天カードは海外で使いやすい
Visaブランドの楽天カードは、海外旅行で幅広く利用できるクレジットカードの一つです。
Visaは世界各国に加盟店ネットワークを展開しており、観光地のホテルやレストラン、ショッピングモールなど多くの施設で利用できます。
アメリカやヨーロッパ、アジアなど複数の国を訪れる予定がある場合にも、Visaブランドは有力な選択肢になります。
海外の店舗では、レジ付近や決済端末にVisaのロゴが表示されているか確認すると、対応状況を判断しやすくなります。
ただし、Visa加盟店であっても、店舗独自のルールや通信障害などによって決済できない場合がある点には注意しましょう。
Mastercardブランドも多くの国で利用できる
Mastercardブランドの楽天カードも、海外旅行で使いやすい国際ブランドです。
世界各地のホテルや飲食店、小売店などに加盟店があり、Visaと並んで海外決済の選択肢として利用されています。
タッチ決済に対応したMastercardであれば、対応する海外店舗でカードを端末にかざして支払うことも可能です。
また、渡航先によって利用できる店舗や交通機関が異なるため、旅行前に現地の決済事情を調べておくと便利です。
VisaとMastercardの両方を持っておくと、片方のブランドに対応していない店舗でも、もう一方で支払える可能性があります。
JCBブランドは海外の対応店舗を確認することが重要
JCBブランドの楽天カードも、海外のJCB加盟店で利用できます。
特に日本人旅行者が多いハワイやアジアの一部地域では、JCBの加盟店や優待サービスを見つけられる場合があります。
また、JCBはアメリカのDiscoverと提携しているため、Discoverの取扱店でも利用できる場合があります。
ただし、VisaやMastercardと比較すると、渡航先や店舗によっては利用できる場所が限られる可能性があります。
JCBブランドの楽天カードをメインで使う場合は、ホテルや主要施設の対応状況を確認し、別ブランドのカードも用意しておくと安心です。
American Expressブランドも海外で利用可能
American Expressブランドの楽天カードも、海外の対応加盟店で利用できます。
ホテルやレストラン、ショッピング施設など、American Expressの加盟店であれば通常のクレジットカードとして支払いが可能です。
一方で、国や地域によって加盟店の数が異なり、小規模な店舗では対応していないことがあります。
特に地方都市や現金決済が中心の地域へ旅行する場合は、American Expressだけに依存しない方がよいでしょう。
なお、楽天カードの海外事務手数料は現在すべての国際ブランドで共通ですが、加盟店の対応状況はそれぞれ異なります。
ホテルやレストランなどでの利用
楽天カードは、対応する国際ブランドの加盟店であれば、海外のホテルやレストランでも利用できます。
ホテルでは宿泊料金の支払いに加え、チェックイン時の保証金としてクレジットカードの提示を求められる場合があります。
レストランでは決済端末をテーブルに持ってきてもらう方式や、会計カウンターで支払う方式など、店舗によって支払い方法が異なります。
アメリカなどチップの習慣がある国では、レシートにチップを記入したり、決済端末で金額を選択したりする場合もあります。
注文金額だけでなくチップや税金も含めた支払総額を確認し、レシートを旅行終了まで保管しておくことをおすすめします。
海外のネットショップやタッチ決済にも対応
楽天カードは海外の実店舗だけでなく、海外のオンラインサービスでも利用できる場合があります。
例えば、航空券やホテルの予約サイト、現地の交通サービス、観光施設のチケット購入などでカード決済を選択できます。
ただし、オンライン決済では本人認証サービスによる追加確認が必要になることがあり、認証が完了しなければ購入できない場合があります。
また、非接触決済機能が付いた楽天カードであれば、海外の対応店舗でタッチ決済を利用することもできます。
カードを店員に渡さずに支払える点は便利ですが、利用金額や端末の仕様によって暗証番号の入力やカードの挿入を求められることもあります。
楽天カードが使えない国や店舗もある
楽天カードは海外で利用できますが、世界中のすべての国や店舗で使えるわけではありません。
国際ブランドのネットワークが利用できない地域や、クレジットカード決済に対応していない店舗では支払いができません。
また、屋台や市場、個人経営の小規模店舗などでは、現金や現地のQRコード決済が主流になっていることもあります。
店舗にカードのブランドマークが表示されていても、通信状況や決済端末の不具合などによって一時的に使えないケースもあります。
そのため、海外旅行では楽天カードだけに頼らず、少額の現地通貨や別の支払い手段を準備しておくことが大切です。
楽天カードの国際ブランド別の特徴
| 国際ブランド | 海外での使いやすさの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Visa | 非常に幅広い | 多くの国や地域で加盟店がある |
| Mastercard | 非常に幅広い | 世界各地の店舗やサービスで利用できる |
| JCB | 渡航先による | 日本人に人気の旅行先などで加盟店を展開 |
| American Express | 渡航先による | ホテルや商業施設などの対応加盟店で使える |
海外での使いやすさを重視するなら、VisaまたはMastercardを中心に検討するとよいでしょう。
すでにJCBやAmerican Expressの楽天カードを持っている場合でも、渡航先の対応店舗を調べておけば十分に活用できる可能性があります。
どのブランドでも決済できないケースはあるため、予備の支払い手段を持つことが重要です。
なお、上記の使いやすさは一般的な加盟店網を踏まえた目安であり、特定の国や店舗での決済を保証するものではありません。
楽天カードを海外で使う際の手数料と為替レート
楽天カードを海外で利用する場合、日本国内の買い物とは異なる費用が発生することがあります。
特に注意したいのが海外事務手数料で、外貨建ての支払金額を日本円に換算する際に加算されます。
また、決済した日の為替レートがそのまま適用されるとは限らず、実際の請求金額が予想と異なることもあります。
ここでは、手数料の仕組みと具体的な金額例を確認していきましょう。
海外事務手数料は3.63%
楽天カードの海外事務手数料は、2026年10月時点で3.63%です。
以前は2.20%でしたが、2025年3月から改定され、現在はVisa、Mastercard、JCB、American Expressのすべてで同じ料率が適用されています。
外貨建てのショッピングでは、各国際ブランドが適用する為替レートを基に日本円へ換算し、海外事務手数料を加えた金額が請求されます。
例えば、手数料加算前の日本円換算額が10万円の場合、海外事務手数料は3,630円です。
短期間の旅行でも宿泊費や買い物が重なると手数料の負担が増えるため、旅行予算にあらかじめ含めておくと安心です。
| 手数料加算前の円換算額 | 海外事務手数料3.63% | 手数料込みの金額 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 363円 | 10,363円 |
| 30,000円 | 1,089円 | 31,089円 |
| 50,000円 | 1,815円 | 51,815円 |
| 100,000円 | 3,630円 | 103,630円 |
| 200,000円 | 7,260円 | 207,260円 |
この表は、国際ブランドの為替レートによって算出された円換算額に3.63%を加えた計算例です。
実際の請求額は、決済時の為替レートや処理タイミングによって変動します。
また、海外キャッシングにはショッピングの海外事務手数料とは異なる費用体系が適用されます。
渡航前には、楽天カード公式サイトで最新の手数料を確認しておきましょう。
海外で利用した日の為替レートが適用されるとは限らない
楽天カードを海外で利用した場合、決済当日の為替レートがそのまま請求に使われるとは限りません。
VisaやMastercardでは、国際ブランドの決済システムが利用情報を処理した時点のレートなどが適用されます。
そのため、商品を購入した日と売上データが処理された日の間に為替相場が動くと、想定した金額との差が生じることがあります。
例えば、100ドルの買い物でも1ドル150円のときと155円のときでは、円換算額だけで500円の違いが発生します。
海外事務手数料も加算されるため、旅行中に計算した概算金額と実際の請求金額が完全には一致しない可能性があります。
なお、海外利用の明細には、現地通貨での利用金額や換算レートなどが表示されます。
楽天カード公式サイトでは、海外利用に関する詳細情報は毎月12日以降に明細へ表示されると案内されています。
そのため、決済直後に詳細が確認できなくても、すぐに不正請求と判断する必要はありません。
ただし、明らかに身に覚えのない請求や不自然な金額がある場合は、楽天カードへ問い合わせましょう。
日本円と現地通貨ならどちらで支払うべき?
海外の店舗でカード決済をすると、日本円と現地通貨のどちらで支払うか選択を求められることがあります。
これはDCCと呼ばれる通貨換算サービスで、店舗側が設定する為替レートを使って日本円で決済できる仕組みです。
日本円で金額が表示されるため分かりやすい一方、店舗側の為替レートに上乗せ費用が含まれている場合があります。
そのため、基本的には現地通貨で支払う方が有利になるケースが多いものの、必ず両方の換算条件を比較することが重要です。
日本円を選択しても、海外利用に伴う費用が必ずゼロになるわけではないため注意してください。
| 支払通貨 | 為替換算の仕組み | 注意点 |
|---|---|---|
| 現地通貨 | 国際ブランドの決済レートなどで日本円へ換算 | 楽天カードの海外事務手数料がかかる |
| 日本円 | 店舗や決済事業者が提示するレートで換算 | 独自の上乗せ費用が含まれる場合がある |
例えば、アメリカで買い物をした場合、決済端末にUSDとJPYの選択肢が表示されることがあります。
USDはアメリカドル、JPYは日本円を意味します。
提示された日本円の金額が割高であれば、USDを選択することで余分な換算コストを避けられる可能性があります。
店員が自動的に日本円を選択しようとした場合でも、利用者が決済通貨を確認して選ぶことが大切です。
海外ATMでのキャッシングにも対応
楽天カードには、海外ATMから現地通貨を借り入れられる海外キャッシングサービスがあります。
旅行中に現金が足りなくなった場合、対応するATMから必要な金額を引き出せるため便利です。
ただし、海外キャッシングは銀行口座の預金を引き出すサービスではなく、クレジットカードによる借り入れです。
利用するためにはキャッシング利用可能枠が設定されていることと、カードの暗証番号を把握していることが必要です。
また、ATM利用手数料と借り入れ期間に応じた利息が発生するため、買い物のカード決済とは費用を分けて考えましょう。
楽天カードの海外キャッシングにかかる主な費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ATM利用手数料 | 借入額1万円以下は110円 |
| ATM利用手数料 | 借入額1万円超は220円 |
| 借入利率 | 原則として実質年率18.0% |
| 現地ATM独自の手数料 | ATMによって別途必要 |
| 海外事務手数料3.63% | キャッシングには適用されない |
海外キャッシングは現地通貨を確保する方法として便利ですが、利用するほど借入残高が増えることになります。
返済日までの期間が長くなれば、原則としてその分の利息も増えます。
帰国後は楽天カードの利用明細を確認し、必要に応じて早期返済の方法を調べるとよいでしょう。
なお、実際の借入利率や利用可能額は契約条件によって異なるため、事前に楽天e-NAVIなどで確認してください。
楽天カードを海外で使う前に必要な準備と注意点
楽天カードは海外でも利用できますが、何も確認せずに渡航すると現地で困る可能性があります。
例えば、カードの利用可能額が不足していたり、暗証番号を忘れていたりすると、必要な場面で支払いができません。
また、普段と異なる利用パターンによって、不正利用を疑われる場合もあります。
旅行を安心して楽しむために、出発前に確認したい重要な準備を紹介します。
利用可能額と有効期限を確認する
海外旅行前には、楽天カードの利用可能額と有効期限を必ず確認しましょう。
特に航空券やホテルなどの費用を同じカードで支払っている場合、出発前から利用可能額が少なくなっている可能性があります。
また、ホテルでは宿泊料金とは別にデポジットと呼ばれる保証金を一時的に確保することがあり、その分も利用可能額に影響する場合があります。
楽天e-NAVIや楽天カードアプリで残りの利用可能額を確認し、旅行中の予算に対して十分な余裕があるか判断してください。
限度額が足りない場合は、出発前に一時的な増枠などを検討できますが、申請には所定の条件や審査があります。
有効期限についても、帰国日までカードが有効であることを確認しておきましょう。
旅行中に有効期限が切れると、新しいカードを手元で受け取れず決済できなくなるおそれがあります。
更新カードがすでに届いている場合は、古いカードを間違えて持参しないよう注意してください。
旅行前にカードの状態を確認しておくだけでも、現地でのトラブルを減らせます。
海外利用の事前連絡は必要?
楽天カードを海外で利用する場合、すべての旅行者に必須の事前連絡手続きがあるわけではありません。
ただし、楽天カードでは海外利用や高額決済を予定している場合、事前にチャットサポートへ連絡することを案内しています。
これは、普段と異なるカード利用が不正検知システムによって保留される可能性があるためです。
例えば、海外で高額な商品を購入したり、短期間に複数の国で決済したりする予定がある場合は、事前に相談しておくとよいでしょう。
なお、事前に連絡していた場合でも、不審な利用が検知されれば決済が保留される可能性はあります。
海外では、日本国内とは異なる時間帯にカードを利用することも多くなります。
そのため、旅行中に楽天カードから利用確認の連絡が届く場合に備えて、登録した連絡先を確認しておきましょう。
また、チャットサポートの受付状況や案内方法は変更される可能性があるため、最新の公式情報を確認することが大切です。
特に高額な決済がある旅行では、事前連絡と予備カードの両方を準備しておくことをおすすめします。
暗証番号と本人認証サービスを確認する
海外では、日本国内以上にカードの暗証番号を入力する機会が発生する場合があります。
タッチ決済を利用する場合でも、一定の金額を超えたときなどに暗証番号の入力を求められることがあります。
暗証番号が分からないまま渡航すると、現地で買い物やATMキャッシングができなくなる可能性があるため注意が必要です。
楽天カードの暗証番号は、楽天e-NAVIの所定の手続きから確認できます。
複数回間違えて入力すると利用制限が発生する場合もあるため、推測して繰り返し入力しないようにしましょう。
また、海外のネットショップや航空券予約サイトなどでは、3Dセキュアによる本人認証を求められる場合があります。
本人認証でSMSを使用する場合、渡航先で登録電話番号宛てのSMSを受信できる状態にしておくことが重要です。
海外旅行用のデータ通信専用eSIMなどは、SMSを受信できない場合があるため注意してください。
日本の電話番号を利用できるSIMの設定や、楽天カードに登録している連絡先を事前に確認しておきましょう。
予備カードと海外旅行保険を用意する
楽天カードを海外旅行のメインカードとして利用する場合でも、別の支払い手段を用意しておくと安心です。
例えば、Visaブランドの楽天カードを持っているなら、Mastercardなど別ブランドのカードを予備として準備する方法があります。
楽天カードは条件を満たせば2枚目のカードを発行できる場合がありますが、カードを追加しても利用可能枠が単純に2倍になるわけではありません。
また、同じ発行会社のカードでは障害や利用制限の影響を同時に受ける可能性もあるため、別会社のカードも選択肢になります。
クレジットカードに加えて少額の現金を持っておけば、カード決済に対応していない場所でも支払いができます。
海外旅行保険についても、出発前の確認が必要です。
楽天カードには海外旅行傷害保険が付帯する券種がありますが、すべてのカードで無条件に補償が適用されるわけではありません。
通常の楽天カードや楽天ゴールドカードでは、原則として日本出国前に所定の募集型企画旅行代金をカードで支払うなどの条件があります。
航空券だけを購入した場合などは条件を満たさないため、保険内容を理解せずに旅行することは避けましょう。
補償金額や保険の適用条件はカードの種類で異なるので、必要に応じて別途海外旅行保険への加入も検討してください。
楽天カードが海外で使えない原因と対処法
海外旅行中に楽天カードを利用しようとしても、決済エラーが発生することがあります。
原因は店舗が国際ブランドに対応していない場合だけでなく、カードの利用制限や暗証番号の問題などさまざまです。
特に旅行先では言語が異なるため、原因が分からず慌ててしまうこともあるでしょう。
ここでは、海外で楽天カードが使えなくなった場合に考えられる主な原因と、対処方法を解説します。
店舗が楽天カードの国際ブランドに対応していない
海外で楽天カードが使えない原因の一つは、店舗が対応する国際ブランドの加盟店ではないことです。
例えば、Visaには対応していてもJCBには対応していない店舗では、JCBブランドの楽天カードを利用できない可能性があります。
この場合、カード会社側の利用制限ではなく、店舗と国際ブランドの契約や決済環境が原因になっています。
まずは店員に利用可能なカードブランドを確認し、必要に応じて別ブランドのカードで支払ってみましょう。
カードが利用できない場合でも、現地通貨や別の決済方法で支払えることがあるため、複数の手段を準備しておくことが重要です。
不正利用検知によって一時停止されている
楽天カードには、不正利用を防止するための監視システムが導入されています。
このシステムは24時間365日カード利用を監視しており、不正利用の可能性がある取引を検知すると決済を一時的に保留する場合があります。
海外での突然の高額決済や普段と異なる利用パターンなどが、確認の対象になることがあります。
決済できなくなった場合は、楽天カードアプリや楽天e-NAVIに利用確認のお知らせが届いていないか確認しましょう。
身に覚えのある取引であることを確認する手続きが完了したら、案内に従って改めて決済を試してください。
ただし、カードの利用制限にはさまざまな原因があるため、必ず不正検知が原因とは限りません。
利用可能額の超過や支払い状況、カードの有効期限などが影響している場合もあります。
楽天カード公式サイトには、カードが使えない場合の原因を確認できるサポートページが用意されています。
原因が分からないときは、むやみに決済を繰り返すのではなく、公式の案内に従って確認しましょう。
暗証番号の間違いや本人認証エラー
海外の店舗で暗証番号を間違えて入力すると、カードの決済が承認されない場合があります。
特に日本国内でタッチ決済を中心に利用している場合、暗証番号を忘れてしまっていることもあるでしょう。
間違った番号を何度も入力すると利用制限につながる可能性があるため、確信がない場合は入力を繰り返さないことが大切です。
また、海外のオンライン決済でSMSによる認証コードが届かない場合は、携帯電話の回線設定やSIMの対応状況を確認してください。
楽天カード公式サイトでは、SMS認証に問題がある場合の対処法として、携帯電話回線への切り替えや端末の再起動などが案内されています。
海外で認証が必要な場面に備えるなら、出国前にログインやSMS受信ができることを確認しておくと安心です。
楽天カードに登録している電話番号が古いままだと、本人確認の連絡を受け取れない可能性があります。
また、海外ローミングを利用する場合は、通信事業者の料金や対応状況も確認してください。
カード決済の問題を防ぐには、カードそのものだけでなくスマートフォンの通信環境も重要です。
カードを紛失した場合はすぐに利用停止を申し込む
海外旅行中に楽天カードを紛失した場合は、できるだけ早く楽天カードの紛失・盗難窓口へ連絡しましょう。
カードを拾った第三者に不正利用される可能性があるため、見つかるまで放置することは避けてください。
楽天カードでは、海外からの紛失・盗難に関する問い合わせ方法や、渡航先で利用できる緊急サービスについて案内しています。
カードの国際ブランドや種類によっては、海外緊急再発行サービスを利用できる場合があります。
ただし、緊急再発行には手数料が必要になる場合があり、発行されたカードも帰国後に再発行手続きが必要となることがあります。
海外で緊急再発行を利用する場合、通常のクレジットカードとは異なる手続きや制約が生じる可能性があります。
旅行日程や滞在国によっては、カードを受け取るまでに時間がかかることも考えられます。
そのため、カードを紛失した際に利用できる予備カードや現金を、メインカードとは別の場所で保管しておくと安心です。
また、緊急時にすぐ確認できるよう、楽天カード公式の海外問い合わせページをスマートフォンに保存しておくことをおすすめします。
楽天カードを海外でお得かつ安全に使うコツ
楽天カードを海外で便利に利用するには、単に決済できるかどうかだけでなく、使い方を工夫することが大切です。
旅行中の手数料を把握し、支払いのタイミングや通貨を意識することで、余計な出費を抑えられる場合があります。
また、海外では不正利用や二重請求などにも注意が必要です。
ここからは、楽天カードを安心して利用するために知っておきたい実践的なポイントを紹介します。
ホテルのデポジットと決済金額に注意する
海外のホテルでは、チェックイン時にクレジットカードの提示を求められることがあります。
これは宿泊料金の決済だけでなく、客室設備の破損や追加料金などに備えてデポジットを確保するためです。
デポジットは実際に請求されるとは限りませんが、一時的にカードの利用可能額が減る場合があります。
特に複数のホテルを利用する旅行では、前のホテルの利用枠が戻る前に次のホテルでも保証金が必要となることがあります。
そのため、宿泊費だけを基準にカードの利用可能額を考えるのではなく、余裕を持った予算管理を心がけましょう。
ホテルを予約した際には、宿泊料金が事前決済なのか現地決済なのかを確認しておくことも重要です。
予約時に支払いが済んでいる場合でも、チェックイン時にデポジットのためのカード提示が必要になることがあります。
また、ホテルによっては予約者本人名義のクレジットカードを求める場合があります。
予約サイトの条件やホテルから届いた案内を確認し、必要なカードを忘れずに持参してください。
カード決済と現金を使い分ける
海外旅行では、楽天カードだけを利用するよりも、現地通貨と使い分ける方法がおすすめです。
ホテルやショッピングモール、比較的大きなレストランなどではカード決済が便利ですが、小規模な店舗や市場では現金が必要になることがあります。
また、バスやタクシー、公共交通機関でも、国や地域によって対応する決済方法が異なります。
現金を使う予定がある場合は、渡航先の物価や旅行期間を考えて必要な金額を準備しましょう。
大金を一度に両替して持ち歩くのではなく、用途に合わせて現金とカードの利用割合を決めると管理しやすくなります。
海外旅行での支払い方法の使い分け例
| 利用する場面 | おすすめの支払い方法 |
|---|---|
| ホテル | クレジットカード |
| 大型ショッピングモール | クレジットカード |
| レストラン | カード対応ならクレジットカード |
| 屋台や市場 | 現地通貨を準備 |
| 公共交通機関 | 現地の交通カードや対応する決済方法 |
| 緊急時の現金確保 | 両替または条件を確認した海外キャッシング |
ただし、現地で広く利用されている決済手段は国によって大きく異なります。
例えば、カードのタッチ決済で公共交通機関に乗れる地域もあれば、専用の交通カードや乗車券が必要な地域もあります。
旅行前に利用予定の交通機関や観光施設を調べておくと、現地で支払いに困る可能性を減らせます。
特に空港からホテルまでの移動方法は、到着前に確認しておくと安心です。
利用明細を確認して不正請求を防ぐ
海外で楽天カードを利用した場合は、帰国後に必ず利用明細を確認しましょう。
海外では現地通貨と日本円の金額が異なるため、利用した金額を正確に把握しにくい場合があります。
また、ホテルのデポジットやレストランのチップなどによって、決済時の金額と明細に表示された金額が異なることもあります。
レシートや予約確認メールを保管しておけば、実際の請求金額と比較しやすくなります。
身に覚えのない請求や二重請求の疑いがある場合は、楽天カードの公式窓口へ相談してください。
楽天カードには、利用状況をアプリやメールで確認できるサービスがあります。
ただし、海外利用については速報通知の対象外となる取引があるため、通知が届くことだけを前提に管理するのは避けましょう。
特に海外旅行中は、利用通知がない場合でも定期的に明細を確認することが大切です。
また、身に覚えのないカード利用を確認した場合は、表示された加盟店名や金額を確認し、必要に応じて速やかに問い合わせてください。
海外利用に関するよくある質問
Q. 楽天カードは海外旅行でそのまま使えますか?
楽天カードは、カードに付帯している国際ブランドの海外加盟店で利用できます。
海外での利用そのものに一律の特別な申請が必要というわけではありません。
ただし、利用可能額やカードの有効期限、暗証番号などは出発前に確認しておくことが大切です。
海外で高額な決済を予定している場合は、事前に楽天カードへ相談することも検討してください。
Q. 楽天カードはアメリカやヨーロッパでも使えますか?
アメリカやヨーロッパでも、対応する国際ブランドの加盟店であれば楽天カードを利用できます。
VisaやMastercardは広い加盟店ネットワークを持っているため、旅行時の支払い手段として活用しやすいブランドです。
ただし、国や地域、店舗によって対応するカードブランドが異なる場合があります。
旅行先の決済事情を確認し、必要に応じて予備カードや現地通貨を用意しましょう。
Q. 楽天カードは海外で使うと手数料が発生しますか?
楽天カードの外貨建てショッピングには、海外事務手数料が発生します。
2026年10月時点の手数料は、国際ブランドを問わず3.63%です。
実際の日本円での請求金額は、国際ブランドが適用する為替レートなどによって決まります。
海外キャッシングについては、ショッピングとは異なりATM利用手数料と借入利息などが発生します。
Q. 楽天カードは海外で何回払いになりますか?
海外でのカードショッピングは、原則として1回払いでの利用となります。
ただし、自動リボサービスを設定している場合は、海外利用分もリボ払いになることがあります。
リボ払いには所定の手数料がかかるため、旅行前に支払い設定を確認しておくことが重要です。
帰国後も利用明細を確認し、希望していない支払い方法になっていないかチェックしましょう。
まとめ
楽天カードは海外でも使えるクレジットカードであり、Visa、Mastercard、JCB、American Expressの加盟店で利用できます。
特にVisaやMastercardは幅広い国や地域に加盟店があるため、海外旅行で利用しやすい選択肢です。
一方で、国際ブランドや渡航先によって使える店舗が異なるため、楽天カードだけに依存しない準備が重要になります。
また、楽天カードの海外事務手数料は2026年10月時点で3.63%となっており、外貨建てのショッピングでは為替レートに加えて手数料が発生します。
海外の店舗で日本円と現地通貨の選択肢が表示された場合は、それぞれの為替レートや費用を比較し、基本的には現地通貨での決済を検討するとよいでしょう。
キャッシングを利用する場合は、ATM手数料と借入利息にも注意が必要です。
出発前には、カードの利用可能額や暗証番号、有効期限、本人認証サービスなどを確認してください。
また、高額な買い物を予定している場合は、楽天カードへの事前連絡を検討することで、現地での決済トラブルに備えられます。
海外旅行保険の適用条件や紛失時の連絡先も確認しておくと、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。
楽天カードは、海外旅行の支払いを便利にする手段の一つです。
国際ブランドごとの特徴や手数料を理解し、予備カードと少額の現地通貨を準備することで、より安心して海外旅行を楽しめるでしょう。
